三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

「反社」同様「反日」もチェックせにゃ

 吉本芸人が「反社」との付き合いを叩かれた。さらには吉本本体も「反社」との過去の関係をほじくりだされた。

 「反社」つまり「反社会的勢力」ニアリーイコール「暴力団」との関係が問題視されるのは当然だが、同様に「反日」との関係もチェックされるべきだと思う。マスコミ、芸能界から、アートやアカデミズムの世界まで。

「あいちトリエンナーレ」は、愛知県が主体となり、文化庁助成金を出し、愛知県内を中心に数多くの企業、団体が協賛・協力したアート・イべントだ。そこに「反日プロパガンダが持ち込まれ、白昼堂々と展示された。この事実を軽く見てはいけない。

 誰が企画し、誰が持ち込んだのか? 愛知県や国はそのことを事前に知り、了解していたのか? それをしっかりと確認し、責任の所在を明らかにした上で、責任者を追及すべきである。展示を中止すれば済む問題ではない。

 いや、「中止にしたこと」がまず問題だろう。「表現の自由」との兼ね合いで。この責任は第一に大村秀章愛知県知事にある。「河村名古屋市長に言われたから」というのは責任転嫁。「憲法違反の疑い」というのは中止した大村知事自身にかかる「疑い」。「放火をほのめかす脅迫があった」というのなら、それは警察マター。しっかり捜査して、犯人を挙げてほしい。つか、自作自演疑惑を晴らしてほしい。

 展示内容に「反日プロパガンダが仕込まれていたことについて、政府や文化庁は「知らなかった」かもしれないが、大村知事すなわち愛知県が「知らなかった」は通用しない。分かってて開催して、「炎上」したので中止した。すべて大村知事の責任。この一点は、絶対にごまかされちゃいけないところ。

 で、日本全国で予定されているところの、様々な公的イベント(要するに税金を遣った催事)においても「反社」同様に「反日」チェックをしっかりするよう、関係各所にお願いしたいところ。

 ちなみに思想統制を奨励してるわけじゃない。検閲なんざ論外だ。「あえて反日します」というんでもいいんだよ。責任の所在をはっきりさせて、「炎上」にもキチンと対処すればいい。「表現の自由」も、その上で実現すべきこと。