自炊始めて1年半越すし、スキャナのカウンタは数日前に10万枚を越した。10万枚ちうことは裏表で20万ページ。ざっくり400冊は炊いた。
節目とも思い、三鷹自身の「ポリシー」を記しておく。
１．代行業者は利用しない
２．自炊後の紙本は廃棄
３．データは個人使用でしっかり管理
そんだけ。
ちうか、自炊についての議論あれこれの論点は要するにこれだけなのではなかろうか。
ポリシーとはちと違うが「まんがは炊かない」というのもある。絵は文字とは異なり、デジタル化によって必然的に劣化する。わざわざクオリティーを落として読んだり、保存するのはナンセンスだと思うから。
自炊代行業者については、いろんな議論がなされているが、仮に「合法」とされた場合、ネット版ﾌﾞｸｵﾌと組み合わせれば、著作権者抜きの電子データ売買が可能になる。例えばＨ野Ｋ吾先生の新刊が裁断済み価格1000円、買取価格700円で出ていて、ユーザーが買う→所有権ゲット→自炊代行依頼→売る、という流れで、実際の本の受け渡し無しに、売買差額の300円で電子データが取引されることになる。いくらなんでもそりゃまずいでしょ、ということ。
