三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

電子書籍「自炊」考

メモ的に。
自分の中の結論は既にあって「正規版が出ないなら自炊で十分代替可能」ということ。
自炊のPDFファイルはざっくり正規の20倍の大きさになる。電子書籍として持ち歩ける書籍の冊数が正規の20分の1と言うこと。正規だと20冊だが自炊だと1冊ちうことならば、自炊に勝ち目はない。だが、現在の一般的な電子書籍リーダーのメモリ容量じゃ、正規なら1000冊、自炊なら50冊というところ。書籍を50冊も持ち歩く必要があるシチュエーションはほとんど想定できない。だったらば自炊で十分、と。
であるなら、新刊の全てを「電子書籍同時リリース」とするのが正解。「スティーブ・ジョブス」のように紙と同じ値づけでも2万部以上売れる実例もある。紙は100万部以上だが。紙しか出さなくても読者(ちうかユーザー)が勝手に電子化してしまうのだから、遅らせる意味が無い。
さらに怖いのは「勝手電子化ファイル」が勝手に流通してしまうこと。それについてはとうの昔に書いた。→「書籍無料コンテンツ時代」