三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

Kindleストア本日開店

さっそく覗いてみる。どうしてもSonyのReader Storeとの比較になってしまうが、段違いにKindleストアのほうがいい。
何よりもまずサイトの反応が早い。Readerのほうは最初に巨大なバナーを出すせいか知らんが、出だしから重い。
書籍の分類もKindleのほうが的確で分かりやすい。たとえば、古賀茂明「日本中枢の崩壊」(講談社)は、Readerでは「書籍→社会・経済・政治→ビジネス書」に分類されていて、「これがビジネス書?」「なんで?」「どこが?」と???だが、Kindleじゃ「Kindle本→社会・政治→政治」と直線的に分かりやすい。大型書店の棚構成に近い。
紙本からそのまま引き継いだカスタマーレビューと☆評価に関しては、Readerにはそもそも存在しないから勝負にならない。
Kindleには「近日発売(30日以内)」という分類があり、これもReaderには無い便利さ。正規の電子書籍と自炊本を併用している自分の経験上困るのは、紙本を購入し、即日裁断して自炊した数日後に電子書籍がリリースされる、という事態。最近じゃ文春文庫版の桜庭一樹「伏 贋作里見八犬伝」がそうだった。しかも1日違い。紙と電子と両方同時にリリースしてもらえれば良いだけの話だが、大人の事情で仕方が無いというのも分かる。せめて電子が「近日発売」なのかどうか教えてもらえるだけで大変にありがたい。
このままじゃ前途危うしReader Store! だが、自分に限ってはKindle Fireはぽちっても、ReaderからPaper Whiteへの乗り換えには躊躇せざるをえない。それもまた自炊ゆえ。

ハードカバーを自炊してReaderで読む際に、字が小さめになるので画面いっぱいにピンチアウトし、物理ボタンでページをめくっていくという読書スタイルが身についてしまっている。Kindle Touchを踏襲して物理ボタン無しのPaper Whiteじゃ不可能だから。