三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

で、改めてSonyReader

三鷹自身はこれで必要十分かも。
リーダーストアもかなり充実している。実例を挙げておこう。今回の直木賞候補5作のうち「新月譚」「楽園のカンヴァス」「もう一度生まれる」は候補作発表の時点で電子化されていた。受賞作「鍵のない夢を見る」と「盤上の夜」も賞決定前に電子化された。
「鍵のない夢を見る」について、今現在、紙版をAmazonをチェックしたら在庫切れで「2012年7月27日に入荷予定です」とある。電子版ならリーダーストアその他で今すぐ買って読める。お値段は紙が1470円に対し電子は1176円。ともに税込。
加えて自炊なる裏技。ハードカバーの文芸書を発売当日にゲットして、カッターでカバーを切り取り、裁断機で背を落とし、ドキュメントスキャナーでpdf化。所要時間は15分ほど。Readerはもちろん、iPadでもPCでもスマホでも自由自在に読める「電子書籍」を簡便に自作できる。Koboでさえ読める。現時点では相当に読みにくいようであるが。
Reader本体に、正規の電子版なら1000冊以上、自炊pdfでも数十冊は格納できる。さらに外付けメモリカードを使えば、いくらでも、好きなだけ。
以上、改めて気づかされたのは、わずか1日足らずのKobo体験故かも。あそこまで圧倒的かつ絶望的な「できない」を見せつけられたことにより、Readerの「できる」が、どんだけ有難いことなのか実感させられた。
そんでもまあ、Sonyさんへの改善要求は今後もどんどんしていくつもりですが、ね。