三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

ちゃりばかシンガポール滞在記(4) 雄飛編

mitaka_i2009-01-05

(日付はフィクションです)
イースト・コースト・パーク(東海岸公園)という大規模な臨海公園があり、8kmほどの自転車道がある。ここを中心に毎日走りまくってた。公園内にレンタサイクルがあり、ローラーブレードも貸し出している。休日はレンタ組で大混雑。まともに走れない。平日の午前中なら、かなり快適に走れる。
公園の先まで自転車道が続いていて、行ってみたら、チャンギ空港の東側をずっと走ってシンガポール島の南側の観光地であるチャンギ村まで行けた。さらにチャンギ・ポイント港から、自転車ごと船に乗って、ウビン島なる小島に渡り、島を半周する。
↓こんな感じでワイルドに海を渡ったオシリン。潮食らって後でしっかり洗浄。

東海岸公園→チャンギ村ルートもその一部として、シンガポール東部の公園を結ぶ全周30kmくらいの自転車道があるらしい、ということも分かったので、チャレンジしてみる。
これが実は一番面白かったかもしれない。自転車道と言っても、専用道路があるわけじゃない。歩道の一部が割かれていたり、団地の敷地内を遊歩道のように通っていたり、河川や運河に沿った遊歩道だったり。観光地以外のシンガポールを存分に観察できた。
基本的に「団地」。東京でいえば高島平みたいな高層団地が、規模にして数10倍レベルでそこかしこに建設されている。一戸建てが並ぶエリアもあったが、見たところかなりの高級住宅地。マッチ箱みたいな建て売りが並ぶ日本的光景は無い。

団地の中での不思議な光景。貯水池に隣接した、けっこうナイスな環境の団地なのだが、池に面した庭に旗竿みたいなのが林立していて、団地で鳥を飼っていると思しき人々が、休日に鳥かごを持ち寄って、鳥かごを竿に高く吊るしてる。こうすると鳥が喜ぶとでも言うのだろうか?