三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

ちゃりばかシンガポール滞在記(3) 雌伏編

mitaka_i2009-01-04

(日付はフィクションです)
翌日朝から走り始める。まずはホテル周辺。ホテル前の道路は4車線もあるが一方通行である。日本なら自転車の一方通行逆走OKなのだが、シンガポールは分からない。大事をとって車と同じ向きに走ることにする。日本同様の左側通行なので走りやすい。
で、これは特筆しとくべきだと思うのだが、自動車ドライバーの運転マナーがとても良い。自転車の後ろから煽ったり幅寄せしたりクラクション鳴らしたりが皆無に近い。東京よりもずっと走りやすい。
問題は道路の造り方。シンガポールの道路(というか車道)は完全に自動車中心。一般道が脇道無しで高速道路に変わる。申し訳程度の歩道がついていて、そっちに退避すると途中で行き止まりだったりする。地元シンガポーリアンの自転車利用率は限りなく低いので、問題視されないのであろう。おかげで、あちこちで妙な抜け道を探索させられるハメとなった。それはそれで面白い体験だったが。
タクシー乗って運転手と世間話した際に「日本から自転車持ってきて乗ってる」と言ったら、またまた「スチューピッド」視された。「デンジャラスだろう」と。シンガポールで自転車乗っているのはインドから出稼ぎに来てるプアーな労働者だけだよ、と。確かに、ごく少数の自転車利用者のうち、インド系とおぼしきあんちゃんの割合が高かった。
このタクシー運転手の息子は自転車乗れないのだそうだ。これまた納得。その後、東海岸公園内のサイクリングロードを走った時、レンタサイクル借りて遊んでる地元民がいたのだが、明らかに小学生高学年とおぼしき少年少女で補助輪付きの自転車乗ってるのがいた。