三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

山手通り

前にもちょっと書いたけど、新装工事成りつつある山手通りが、自転車で走りづらくってしょうがない。
現状(道路の断面を真水平に見た模式図と思いねえ)

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歩行者 自転車  段差 車道(2車線)

歩道部分(自転車走行可の、いわゆる車歩道)をかなり広くとっている。車道にして1.5〜2車線分。
□■は四角のブロックを敷き詰めた舗装。雨水の浸透性がいいとかで採用してるんだと思うが、このコンクリとアスファルトだらけの都会で車歩道だけやっても意味があるのかどうか。デコボコして走りづらいだけ。
で、道路工事で掘り返したら最後、面倒なブロック敷き直し作業はせずにアスファルトで埋めてしまうのは分かってる。予算の無駄遣い。
バス停も横断歩道もあるので「自転車エリア」はしょっちゅう分断されている。色分けを無視して「自転車エリア」を歩く歩行者も多数なので、必然的に自転車が「歩行者エリア」に逃げる。結果、色分けの意味が無い。
かといって、車道に出ると路肩がほとんど無いので、大型車両に抜かれる際に危険。
せめて↓のようであってほしい。
希望

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 車歩道   段差  車道(2.5車線)

自転車は基本車道走行。左端に0.5車線分の空きが確保されているから、背後の車に煽られずに安心して走れる。駐車違反は徹底して取り締まってほしいが、仮に駐車車両があっても、その右側0.5車線分は空いているので、比較的安全にすり抜けていかれる。
で、これが最重要ポイントなのだが、車道左端に「自転車道」等の表示は絶対にしないこと。あくまで車道の一部。「自転車道」とすると、歩道の延長のつもりで逆走してくるバカが相当数発生する。
歩道レベルのスピードでも危ないのに、車道レベルのスピードで逆走されるととてつもなく危険。
日常的に自転車に乗っていれば、肌身で分かることだと思うのだが、分からんということは要するに「自転車乗らない人間が設計した”自転車にも配慮した道路”」でしか無いんだろうなあ。