三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

MTオッティ導入始末記

順序立てて書いておこう。
まずは8月。夏期休暇でフランス行ったことから始まる。レンタカーでノルマンディー地方を走ってきた。
ちなみにヨーロッパの車は日本やアメリカと真逆で、MT車が圧倒的多数。レンタカーもごくフツーにMTなので、AT車乗りとしては、駐車場で発進の練習をするところから始めなきゃならない。たいがいは半日も走れば慣れるのだが、今回に限ってはなぜかダメダメだった。やたらめったらあるロンポワン(ロータリー)に入るたびにエンストしていた。オペルの小型車で、特に悪い車とは思えなかったが、なんだろう? 相性が悪かったとしか言いようがない。
幹線道路はともかく、市街地をまともに走れないので、もう旅先での車の運転は止めようとまで思った。
帰国後、考えたのは、そもそもMT車に乗り慣れていないのが問題なのではないか、ということ。今乗ってるプリメーラワゴンは15年物で、その前に4年半乗ったホンダ車もともにAT車。MT車は帰省中に親の車運転するくらいだった。
さらに、ここ5年ほどは自転車ハマりまくりで、車の運転それ自体をほとんどしていない。年に500kmも走ってないかもしれない。自転車は7千〜8千kmなのに(笑)
そのプリたんが10月に車検で、ざっくり12万くらいかかる。そこで思いついたのはMT車への買い替え。
軽自動車にしようと思ったのは、維持費の問題。年1000kmも乗らないものに余計な金をかけたくない。軽なら車両価格も70〜80万くらいだろうし…との考え(実際はもっと高くて100万オーバーがフツーだったのだが)。
で、こんなムックを買ってきてリサーチしてみた。

軽自動車のすべて 2012年 (モーターファン別冊 統括シリーズ vol. 37)

軽自動車のすべて 2012年 (モーターファン別冊 統括シリーズ vol. 37)

こんな本も読んでみた。
正義のクルマ、軽自動車

正義のクルマ、軽自動車

そこで初めて知ったのだが、軽自動車に限らず、MT車そのものが絶滅危惧種状態であるということ。新車販売数の2%も無いらしい。最近MT車が減ってると思ってはいたが、ここまで激減しているとは予想外だった。
それとは別に車庫の問題があった。自宅マンションの地下の機械式駐車場を利用しているのだが、車高制限が1550ミリ。軽で流行している「ハイト系」(ワゴンRみたいなの)は選択できない。
この時点で購入候補が4車種に絞られてしまった。
まずはスズキ・アルト。

次にダイハツ・ミラ

三菱・ekワゴン

そして日産・オッティ。

オッティはekワゴンのOEM車なので、実質3車種。
で、ディーラーの関係もあり、オッティに決めた。実質価格ゼロのプリたんを下取ってもらって、諸費用コミコミで100万ちょい。エコカー補助金7万円もらえるとのことで、95万円ほどの買い物となった。
そっから先は、この1ヶ月ばかり書いてきた通り。MT車の運転それ自体がスッゲー楽しい。年1000kmのはずが、すでに300km近く乗っている。
さらに恐ろしいことに、どうせMT車乗るなら、もちっとスポーティーエンスーな車もあったかな、外車でも良かったかも…などと考え始めてる自分がいること。怖いねえ(笑)

※2012年10月13日追記。よくよく調べたら、上記以外に2車種あったが、どちらもOEM車。マツダ・キャロル(アルト)とスバル・プレオ(ミラ)。カッコ内がOEM元です。