三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

自転車の整備スキル

1年ほど前までは、ディレイラー調整が最大の難関で「プロの領域」だと思っていた。必要に迫られてやってみたら、とっても簡単…とまで言うと語弊があるか。「完璧な調整」はおそらくプロの領域なのだろうが、「そこそこの調整」なら、マニュアルの手順通りにやっていけば、まるっきりの初心者でも可能。で、日常使用においては「そこそこ」で十分間に合う。レバーひと押しで確実にギアがチェンジされ、耳障りな音鳴りが出ない、ちうレベルならば。
難しいのは、マニュアル化できないアナログ作業。ロードバイクのオシリンの場合は、バーテープ巻きだった。人造コルク製のテープを、どんくらいのテンションで、どんくらい重ねて巻いていけばいいのか、見当がつかない。文字通りの手探り状態だった。
今回のゾーンXT化においては、チェーンホイールと一体化したシャフトをBBから抜き差しする作業だった。自転車のフレームを固定する作業台があればともかく、自宅リビングの床においては、誰かにフレームをしっかり支持してもらい、チェーンホイールを力任せに引っ張る、という、何とも野蛮な作業となる。
まあしかし、こういう要素が残っているからこそ、自転車は楽しいのだな。例えばパソコンでは絶対に味わえない楽しみ。ハマり具合がどんどん加速してるようで、ちと怖いかも(笑)