三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

ビンディングペダルって素晴らしい

週末100km走った実感。もう無しじゃいられない。
こんな感じに始まった。
土曜朝に池袋ワイズに行き、店員に相談して「初めてのシューズ」をゲット。シマノSH-MT31。お値段は9千円ちょい。帰宅してシューズのセットアップ。マニュアル通り、中敷きを外し、会社の先輩から貰ったクリートを取り付ける。いつも踏んでる場所を選んだら一番前のポジションと相なった。まあ、使ってみて不都合があったらいくらでも変えられる。
次にゾーンのペダル交換。先輩に貰ったシマノPD-M959は、シマノMTBセカンドグレードのXT。高級品であることには違いない。ビンディングの強さを調整しようとしたら、ペダルと一緒に貰ったマニュアルがじぇんじぇん読めない。たぶんロシア語その他、ヨーロッパ系言語が4つ並んでいるが、見当すらつかない。裏に中国語があって、「最強」「最弱」てな表記で何とか理解できた。で、分かったのだが、現状は目一杯強く締め込んであった。つまり「最強」。先輩は「一番弱くしてたけどハメるときキツくて…」てなことを言っていたように記憶する。ネジを逆に回してたんじゃないんかい? 三鷹はもちろん「最弱」にする。左右の裏表。ゾーンからタイオガペダルを外し、PD-M959を取り付ける。タイオガは6ミリアーレン、PD-M959は8ミリアーレンと仕様が違う。すでに工具が揃っているから良いが、そうでなければ「統一せんかい!」と叫んでしまうところ。
自宅マンションの玄関前でゾーンにまたがり着脱練習。続いてこどもと近所のスーパー往復。おっかなびっくり。でも、思っていたより難しくない。踵を軽く横にヒネるだけで外れるし、適当に見当つけてペダルを踏み込むだけでカチっとハマる。
「いける!」と判断し、ビンディングゾーンたんで荒川出動。雨は降らないと踏んで雨具は置いていくが、断続的にポツポツ降ってきて、西新井橋あたりから本降り。ドイターリュックを雨カバーで覆い、後は濡れるがままよと疾走する。
実に快適に走れた。ビンディングで怖いのは、外そうと思ったその時に限って外れずに立ちゴケ、という事態だが、外そうと思った瞬間に100%外れた。ビンディング無しのペダルから足を外すのとほとんど変わりが無い。走行感覚もグート。リアのギア一枚は楽になった。上げ足使うのは、ハーフクリップで体験済みだが、ビンディングを体験した今は、ハーフクリップがいかに不完全で、文字通り間に合わせの「代物」だったか、よく分かる。ビンディング使い慣れたら、無しの自転車に乗るのが苦痛となるだろう、とまで思った。初日で雨も歩道段差も体験させてもらったが、無問題で使える。もっとも、MTB用ペダルが雨や未舗装路で使えないという事態それ自体、有り得ないと思うのだが(笑)