三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

ゾーン、ホイール交換

後輪が不調でフリーをオーバーホールしたのが昨年11月。その際に「ハブ内部が摩耗して少し削れている」と指摘されていた。その後1500kmほど快調に走っていたのだが、またぞろ最近時たま「歯とび」のようなズレが発生する。
この際いっそ、とホイールごと交換を考えた。そこで困った。交換可能なホイールがどれなのか分からない。ロードレーサーと同じ700Cだから、レーサー用のホイールが使えるのか?
あれこれ調べて分かったこと。ロードレーサーやMTBにはそれぞれ標準規格があって、交換ホイールも豊富なのだが、クロスバイクの場合はロード寄りだったりMTB寄りだったり千差万別。ゆえに「クロスバイク用の交換ホイール」は存在しないらしい。さらに困った。
も一つ分かったのは、26インチや700Cといった車径の他に、前後輪それぞれの「エンド幅」で装着可能なホイールが決まるということ。レーサーの標準は前100ミリ、後ろ130ミリ。自分のゾーンはどうだろう?
宮田自転車のお客様窓口に電話して聞いてみた。「前100ミリ、後ろ135ミリ」と教えられる。レーサー用は使えない。ちなみに嫁さんのエスケープR1は後ろ130ミリでレーサー用が使えるということも分かる。
ようやっと光が見えてきた。ネットであれこれ検索して選んだのは、前輪がシマノのハブダイナモ内蔵WH-3N71-NX、後輪も同じシマノのWH-T560。両方で2万円ちょい。レーサー用が10万だ20万だというのと比べれば可愛らしいお値段。
ネット通販でオーダー。今日届いたので、さっそく交換作業に入る。タイヤとチューブの脱着は度重なるパンク修理でもう慣れたもの。後輪のスプロケット交換も体験済み。工具も揃ってる。外したスプロケットは灯油で念入りに洗って乾かした上でパーツクリーナーを吹き付ける。
で、完成↓

ちなみにこれが純正↓

フレームとフロントフォークとステム、泥除け、フロントキャリアとライト、それにコンポのみが「純正」で、残りは全部交換。重量は実測15.0kg。ホイール交換で400g軽くなったが、車重それ自体の軽量化が目的ではない。そもそも骨太ゾーンたんにそっち方面を追求させるのは気の毒。駆動系パーツを軽くすることにより、走行感覚が画期的に軽くなる。タイヤやホイールなら走行ポジション変えずにすむから、一番簡便な「軽量化」かも。
ハブダイナモの出力が6V2.4Wから6V3.0Wに向上。ライトは純正ウルトラレーザービーム(しっかしスゲーネーミングセンスだ)のまんま。宮田窓口に問い合わせたところ「2.4Wが仕様なので3.0Wに変えた場合、保障しかねます」とのことだった。「保障はしないが使える」ということだと勝手に解釈し、今のところ問題無く使えている。そもそも自分の貧脚では規格のワット数すら出力出来ていないからかもしれない。健脚の良い子はマネしてライト壊したりしないよう、お気をつけください。