買い集めた新パーツを、週末にゾーンたんに組み込む。と、新しく取り付けたチェーンホイールと、これまで使ってたフロントディレイラーが合わない。シマノのマニュアル通りに調整したのだが、どうやっても組み込めない。どちらもAlivioなのになんで？ 金曜夜と、土曜早朝とトータルで5時間ぐらいあれこれ試行錯誤してみたがダメ。9時開店を待って、ＡＢ自転車に助けを求めに行く。ＡＢちゃん、一通り作業してみて「ストロークが全然足りてませんね」と指摘。チェーンホイールを外して新旧比べてみたら、裏側のでっぱりが7〜8ミリほど違っていた。ギア1枚分だ。これじゃ合わないわけだ。
そこから半日バタバタあったのだが、結局、フロントディレイラーを同じ型番の新品に交換し、チェーンホイールは従来のものに戻すことに。10分もかからずに調整できた。我ながらびっくり。5時間の試行錯誤を通じて、「フロントディレイラー調整の基本」は少なくとも身についたのだな。何度もパーツを取り付けたり外したりして、フレームの傷が増えてしまったのは、ゾーンたんに対してはスマンことである。
ここまでやったらワイヤー交換もしてしまおう、と新車以来一度も換えてなかったワイヤー類をアウターインナーすべて交換することに。パーツと工具の調達から始めて日曜丸一日を費やす。
ここだけの話、リアのスプロケもフロントのチェーンホイールも、旧パーツとスペック同一で表面仕上げなどプチ上等なものを選んでいた。まんま組み込めて、調整不要だろうから、と。そんな目論見が失敗したおかげで、ディレイラー調整までできるようになってしまった。これまで「絶対に触っちゃいけない」とタブー視していたディレイラーのネジも、いかようにもタコようにも回せるようになった。自分としては、大進歩である。
ゾーンたんに残された、未だ触られてない領域は、フロントフォークとステム、ヘッド周りのみと相成った。
可変ヘッドはすでに目一杯下げていて、これ以上、下げることはあっても、上げる可能性は無いのだから、「可変」の意味は無い。
まあ、こっち方面はぼちぼちやっていこう。
