三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

こども自転車

この週末の話。嫁さんの実家まで、こども従えて自転車で行った。坂道を登っている途中で、後ろから盛大な破裂音。電球でも踏み割ったのかと思って振り向くと「パンクした」と。後輪が爆発したように破れていた。
自車の交換チューブと最低限の工具は携帯しているが、これはさすがにどうにもならない。二人で自転車を押していく。幸い東上線のメイン駅が近く、20分ほど歩いて、駅前のヨーカドーの自転車売り場に持ち込む。「このサイズのタイヤの在庫が無いので預かりで1週間ほどかかる」とのこと。そんなには待てない。そこから徒歩5分の嫁実家にこどもを届け、自分はゾーンたんで急遽買い出しに。
10kmほど先の街道沿いに「サイクルワールド」があるので、それ目当てで行く。タイヤ、チューブ、ナット回しをゲット。戻って修理作業開始。スポーツ車のようにクイックレリーズじゃなく、カンチブレーキでもないので、後輪を取り外すだけでも手間がかかる。
外してみて驚く。マウンテンバイクタイプのタイヤが摩耗して繊維部分が露出するくらいになっていて、ついに穴が開き、チューブが顔を出してアスファルトの路面に擦れてバースト、ついでにタイヤも切り裂いた、ちう感じ。
思い返すにこの自転車を買ったのが2年前。トイざラスで1万ン千円。それが家族ぐるみの自転車馬鹿化のキッカケだった。自分も嫁さんもスポーツ車に乗り換えたが、こどもは同じ自転車に乗り続けていた。背が伸びてスポーツポジションではシートポストが足りなくなったので、ポストとサドルをレーサー用に交換した(見切り品の安売り)。なんだかんだで5千km近く乗っているんじゃないかと思う。そりゃタイヤも減るわけさね。もっと早くに交換してやるんだった、と反省する。ちうか、こんだけ乗るんなら、ちゃんとしたスポーツ車に買い替えるべきだったが、それにはまだちと背が足りない。もう10センチ、いや、せめて5センチほど。
タイヤとチューブを新品に換え、ディレイラーを調整して、新品以上の乗り心地にする。あと半年ほどはこれで過ごしてもらい、ちゃんとしたスポーツ車を買ってやろう。