三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

山手通り

昨日ひさびさ走った山手通りは「工事中」だらけ。完成の暁には、今以上に車が走りやすい道になるのだろうと、先取って慶賀させていただく。「どこ行くにもマイカー」てな輩には、望ましい展開だと思う。
歩行者・自転車にとっては、「前」も「今」も変わらず「好ましい道」じゃない。車のみスイスイ行ける交差点。歩行者は歩道橋。自転車は? 「知らん。担いで歩道橋登れば?」てな場所もあるし。
いっぽう、ガソリンのお値段は今後どんどん上がるらしい。地価も上昇に転じるようだから、駐車場代金も上がる。「自動車を所有するコスト」は今後上がることはあっても下がることは無いだろう。かてて加えて「下流社会」化がどんどん進めば、10年もしないうちに「車乗れるのはごく一部の金持ち。それ以外の大多数の貧乏人は地球に優しくバス電車」てな時代が到来するだろう。
その時点で「金持ち」だったら楽しいよねー。それまでの蓄積で十分整備された道路を、車乗れない貧乏人尻目にブンブン走れる。「交通渋滞解消なんて簡単な問題だったよねー。貧乏人に車乗らせないようにすれば良かっただけじゃん」てな会話を、助手席の「きれいなおねいちゃん」と交わしつつ。最高だよねー(笑)
で、貧乏人は遅まきながら自転車に乗り始めるわけだ。歩道は自転車で溢れ、対歩行者の事故続出。「自転車は車道を走りなさい」と法令が変わって、車道に出たところ、対自動車の事故続出。結果「自転車は歩道で歩行者と同じ速度で走る限り、交通機関としての存続を許す」てなことになる。
それはそれでプチ「歴史の必然」かもしんないねー。