三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

バカの世界

 黒川検事長「賭け麻雀」で辞任、というのはホント危うい話。マスゴミが「第4の権力」と言われて久しいが、「文春砲」はアカラサマに異形。

 さらに「芸能人」がツイッターでバラ撒くデマにパンピーが同調してマスゴミ以上の「権力」となるというのもゆゆしき事態。マスゴミへのカウンターとして機能するネットも、テレビ同様にバカの増幅装置であることを忘れちゃいけない。

 芸能人のバカ発言を一つ記録しておこう。コメンテーターの小林麻耶

緊急事態宣言中に記者の家に集まって何時間もマージャンをすることが不思議で仕方がないです」とコメント。さらに黒川へ

もしかしたら、自分が感染させてしまうかもしれない、人の命を奪ってしまう怖さがなかったのかなと思います」と指摘していた、と。

 あのさあ、不特定多数が「3密」してる町場の雀荘だったらともかく、以前からの知人の新聞記者の家で、顔見知り同士で卓を囲んでも「感染」の心配など限りなくゼロに近いでしょ。論理が飛躍してるんだよ。さらに「人の命を奪う」までぶっとぶ小林の思考にこそ「怖さ」を感じる。

 マスクをせずに往来を歩いてる人間を「人殺し!」と罵倒する自粛警察ババアと、本質的に変わらない。

 つか、バカにはテレビもネットも「同じこと」なんだ。「テレビで言ってた」と「ネットに書いてあった」はバカにとっちゃ等価。何も知らない、何も考えない自分の代わりに、誰かが調べて考えて、そして得た「結論」を丸呑みするだけ、と。

 ただし、おいら自身からすれば、テレビそのものに口を出すことはできないが、ネットで異を唱えることはできる。ネットで流れていることに異を唱えることも当然できる。そこが「救い」かもね。