三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

インターハイ中止

 これはもう本当に分かりやすい。「高齢者の死ぬかもしれないという不安」と「青少年がスポーツにかける夢と未来」を天秤にかけて、後者を犠牲にしたということ。その事実は絶対に忘れちゃいけない。

「命とスポーツとどっちが大事なんだ?」と言って、そこで自ら思考停止する人たちが大半なんだろうな。「そりゃケースバイケースでしょう」と言った瞬間に炎上する。

 インターハイや甲子園(これもおそらく中止でしょう)に人生を賭けてる高校生が全国に何十万人もいる。文字通りの命がけだったりする。サッカー部や野球部が炎天下で試合して熱中症で、とか、柔道部が…体操部が…とか。

「ケースバイケース」なんですよ。そうハッキリと言う人間は殆どいないけど。でも「命の方が大事」とインターハイが中止されたことはなかった。「夏の甲子園」を熱中症の心配のないドーム球場に開催場所を変更しよう、なんてことすら。

 それを「高齢者が死ぬかもしれない不安」で中止する、アホくささここに極まれりだ。