和解はそれこそ「おめでたい」結末だったが、関係各者のソロバン勘定はどうなのだろう?
ライブドアはキッチリ儲けた。ライブドアに金を貸したリーマンはウハウハに儲けた。フジは当初の目論みよりは金がかかったが、ニッポン放送を子会社化できて、これまた儲けた。
ん? じゃあ、誰が損したのだろうか? 一時はライブドアの株主が株価下落分を負担させられてたようだが、これだけ上がったり下がったりがあれば、多少のスキルのある奴なら、楽勝でリカバーしてるだろう。
誰かが大損こいたとしても、それに気がつかなければ「損」にはならないし、何年か後にめぐりめぐって補填されてる場合もあり得る。それでいいんじゃないの?