一眼レフに手を出そうという気持ちは希薄だった。現在使用しているオリンパスC-730で、少しは露出やら構図やらのことが分かるようになってきたので、もちっと高画質のコンパクトデジが欲しくなった。最近出揃い始めた800万画素機とか。で、日比谷のビックカメラを覗いて、あれこれ触ってみたが、どうも今ひとつピンとこない。デジカメ売り場を覗くのは久しぶりだが、C-730の後継機がびっくりするほど小さくなっているのに驚かされる。いったん退出。
書店でカメラ雑誌を立ち読みしているうちに、当初の衝動からさらに発展して、この際デジ一眼を買っちまおう、という気になる。再度日比谷へ。買っちまったよ。ニコンD70のレンズキット15万9800円。他に本体と安レンズ2本その他のセットで同じ値段のものもあったが、純正にする。カメラの命はレンズじゃき。それにコンパクトフラッシュ512Mが2万800円。計18万600円に消費税9030円で18万9630円。ポイント1万6528円分。さっぴけば実質17万3000円と言うところか。安くはないが、驚くほどの高さでもない。1984年発売のキヤノンT70が、社会人になって3年目の自分が初めてゲットした一眼レフだったが、10万4000円だった。当時と今の物価や収入を比較すれば、じぇんじぇん高くない。そう、高くないぞ！
というわけで、20年ぶりに一眼レフの世界へ戻ってくることになった。これから始まるだろうレンズ地獄を想像するに…わくわくしちゃいますねえ。（嫁さんに「ばーか」と罵られる）
