三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

週刊文春

東京地裁が出版禁止命令。何事かと思えば「駆け落ち同然で結婚、渡米していた真紀子長女が1年で離婚、帰国していた」というだけの記事だ。「あんなどうでもいいような記事がやられるんなら、うちのアレはどうよ?」(笑&汗)というのが出版界の平均的反応か?
プライバシー侵害というが、結婚も離婚も法治国家の公的制度に即した、社会的に開かれた営為だ。一発やったのやらないのという下世話なスキャンダルとは次元が違う。祖父は元首相、両親とも現役の国会議員で、当人が29歳となれば「三世議員」となる可能性も大。半ば公人と言えよう。こんな程度の記事が「出版禁止」とされるなら、某議員の子息が地元で暴走族のアタマはってたり、六本木で超有名なスケコマシだったりする、てな記事も問答無用で「禁止」だろう。アホ息子抱えた議員は、ほっと胸をなでおろすだろうが、言論や報道の自由はどうなる?
文春側は異議申し立てで真正面から戦う模様だ。陰ながら応援差し上げたい。