スペイン語で何て言うのか、調べるのにプチ苦労する。和西辞書にも載ってないし。和名が「チョウセンアザミ」って、まして載ってないよ。
alcachofaですか。アルカチョファ。フランス語じゃartichaut、英語じゃartichokeで、共にarなのに、スペイン語だとal。アラビア語由来っぽい綴りになっている。
にしても何で「チョウセンアザミ」なんだろう? 韓国原産じゃないし、韓国から伝来したわけでもないのに。ダチュラが「チョウセンアサガオ」なのもそうだよな。
どうやら江戸から明治にかけて、海外から流入したものに「チョウセン」と冠する傾向があり、その一例らしい。PC的に言挙げするのは勘弁してちょ、である。
ちなみに「チョウセンヨメナ」は韓国原産で大正時代に流入したもの。
↓は「アサガオ」。原産地は実は謎。葉の形がいろいろあり、奈良時代以来のものだったり、熱帯アメリカ原産で明治以降の伝来だったり。