つまり「モテ」は男女で戦略が違う。「モテ男子」は可能な限り多数の女子とセックスする「乱交脳」戦略でオケー。「モテ女子」はそれに乗ってしまうと「ビッチ」と争う羽目になり不利。「純愛脳」戦略で「モテ男子」を従わせるのが上策。「今までいろんな女子と付き合ってきたけど、君みたいな素晴らしい女子はいなかった。他のすべての女子との付き合いを断ち切って、君一人を永遠に全力で愛します」と言わせりゃ勝利。
「非モテ」も男女で戦略が違う。「非モテ女子」の「ビッチ」へのクラスチェンジ。「非モテ男子」の場合、「モテ男子」と行動を共にし、おこぼれをゲットする。「モテ男子」に振られた女子を慰めてセックスに持ち込む。次々慰め、次々セックス。これまた「乱交脳」戦略。
「非モテ」にはもう一つの戦略がある。「今は恋愛などしない」という選択。これは「非モテ男子」には実は有効な戦略。学業なりスポーツなりに専念し、「上」を目指す。その結果「中学／高校じゃ非モテだったが、高校／大学じゃモテ」というクラスチェンジが可能となる。後は「モテ男子」戦略でゴーゴー。それが一つ。もう一つは、同様に「恋愛禁止」を自分に課してきた「非モテ女子」が同様に「上」に来たのをゲットする。
これが戦略的には最上である可能性が高い。適当にシミュレートしてみようか？
１．中学モテ男子＋中学モテ女子のカップル
思春期のリビドーをセックスにつぎ込み、学業もスポーツも二の次三の次。高校は進学校以外。底辺校の可能性大。高校在学中に女子が妊娠し、退学、結婚の可能性も。結果、中卒夫婦の地元就職となる。生涯賃金は…
２．高校モテ男子＋高校モテ女子のカップル
同上。結果、高卒夫婦の地元就職となる。生涯賃金は…
３．大学モテ男子＋大学モテ女子のカップル
同上。結果、大卒夫婦の地元／都会就職となる。生涯賃金は…
４．大学非モテ男子＋大学非モテ女子のカップル
３とまったく同じ。「モテ」の価値が相対化され、下落している。
５．社会人の場合
もう「モテ」「非モテ」は関係ない。自分がベストと思える相方を互いにゲットできれば勝利。生涯賃金も本質的問題じゃない。つか、５の大多数は４以下を遥かに上回る生涯賃金（さらには資産）をゲットする可能性大。
で、ここまでは「同級生カップル」を前提としてきたが、「年の差」を容認するなら、経済力最大の男子と法律的に許される限り低年齢の女子とのカップルが、生涯資産を最大化するだろう。30代の成功した「元非モテ男子」が、18歳「モテ女子」を結婚し、こどもを10人作る。税法的にどんだけ稼げるだろう？ 男の「乱交脳」も女の「純愛脳」も、そこそこ満足させつつ（笑）
