三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

「黒人」って誰のこと?

米抗議デモ、異論を封じ込める風潮への違和感

https://wedge.ismedia.jp/articles/-/19895

 これは一読すべき記事。アメリカの保守派コメンテーター、キャンディス・オーウェン(黒人)が、抗議デモに懐疑的な意見を述べ、激しいバッシングを受けている、と。

 さらにオーウェンズ氏は5月9日付のツイッターで「毎年黒人は白人に殺される数の倍以上白人を殺している。我々(黒人)は全米の暴力犯罪の85%を占め、すべての殺人事件の50%が黒人によるものだ。事件に巻き込まれて殺害される黒人の90%以上は黒人によって殺害されている。にもかかわらず、我々は(黒人が白人に殺される度に)それを人種差別だと訴えているのだ」と主張した。

 補足するとアメリカ人のうち「黒人」は12%でしかない。その12%が「暴力犯罪の85%」「殺人事件の50%」を起こしているわけだ。
 ミネアポリスで起きた事件に対し、ニューヨークでロスで「黒人」たちが抗議する。さらにはパリでも、ロンドンでも「黒人」たちが。
 だったらば、オーウェンが述べる事実としての数字も、同じ「黒人」として我が身に引き受けるべきだろうと思うのだが、それは「差別を助長する」と切り捨てる。

 警官に殺されるのはストレートに「黒人」だが、暴力犯罪や殺人を犯す「黒人」、白人を殺す「黒人」について「肌の色を指摘するのは、黒人に対する差別」と言いたいのか?

 おかしいだろ、ということ。おかしいよね、実際。