三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

鹿肉ジャーキー問題・解決編

とても気になる鹿肉の話。ペット用と人間用の違いって何?

https://blog.fore-ma.com/?p=3809

 このサイトが非常に参考になった。自分が抱いていた疑問がほぼ解消された。

いきなり結論から書くと、ペット用と人間用に明確な線引きはありません。一般的には質の低いお肉がペット用に分類されるのですが、ではどこからが質が低いのかについては生産者の主観でしかありません。その根拠も実に様々なのですが統一見解が存在しないので、産地によって基準が異なっているのが現状です。 

  そして、

鹿肉を人間用途に出荷するには、解体処理施設の設備や衛生基準において飲食店と同様のものが求められます。保健所の認可をクリアしなければならず、また近年中にHaccp準拠が必須になるため、人間用出荷のハードルは高くなっていきます。

一方のペット用においては、いまのところ厳密な基準はなく、核処理施設が自主ルールで出荷しているように見えます。(一応ガイドラインは存在する:非常に厳格で現実的でない)

Foremaから出荷している産地の中にも少数ながら「ペット用」に特化した施設があります。では、そこの衛生基準が人間用の施設よりも劣っているかというとそんな事はなく、むしろ人間用より厳しい施設もあります。というのも昨今のペットオーナーの求める水準は人間よりも厳しい場合が多く(ペットは子供代わりなので亭主よりも待遇が良い)、よってずさんなものは市場から排除されてしまう傾向が高まっているように感じています。

  とのこと。

 この「オーナーの求める水準は人間よりも厳しい」というのは、自分が調べたサイトで多々確認できた。「犬は人間より身体が小さいから、添加物の悪影響が大きい」として、普通に売られてるハム・ソーセージ(人間用)に使われている添加物をも一切拒絶。「うちの子(注:犬です)に食べさせるのは完全無添加」という飼い主さんは、珍しくも何ともないようで。

 で、「事前に必ず試食する」という飼い主さんもいらっしゃって、結果、「旨いじゃん」とビールのおつまみその他にしてる方も。

 なるほど、と合点がいった次第です。