三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

香港はどうなる?

 香港の騒動は収まったのか? 法案の延期というのは、習近平G20参加のための「方便」で、デモの首謀者ひっくくった後に再開するというのが、当たっているだろう。最優先はトップの面子保持。で、逆らう者は徹底的に殲滅するのが中共の常道。

 でもまあ、中共習近平の完璧「独裁」ではなく、それなりの「集団指導体制」であるのは不幸中の幸い。ヘタうったらライバルに刺される。で、指導部の皆さんは欧米その他外国にしっかりコネクションつくって蓄財してる。(「裸官」でwikiってみるよろし) 何かあったら国を捨て、逃げ出す準備万端なわけだ。トップの習近平にしてから、娘をハーバード入れてんだから。

 チベットウイグルなど「内陸」でならともかく、西側の利権もあり、注目度合いが段違いの香港に関して「西側諸国の矢面に立つ」ようなことは、できたらやりたきゃないはず。「集団」でならともかく、「***同志が人民解放軍投入の決断をし、反革命暴動の*万人が殲滅された」てな風に個人名を残したくはない。亡命後にナチスみたいに戦犯法廷に立たされたくはないだろうから。

 それだけが唯一の希望。あくまで「それだけ」ですが。