三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

MT車

さらに考える。
三鷹自身、MTオッティ乗って、おそらくは20年ぶりぐらいに「クルマってスッゲー楽しい」と脳内何とか物質が分泌され、ハマってしまった。で、外車旧車スポーツカーのMTもいいなあ、とかあれこれ夢想するようになってしまったのだが、もしもこれがオッティじゃなくて、もっとでかくてパワフルなMT車、日産車で例えれば、スカイラインクーペやフェアレディだったなら、かくも容易くはハマらなかったように思う。
軽自動車の「非力なエンジン」がツボだったんだ。
それで思い出したのが、三鷹が初めて買ったエンジン付き乗り物のこと。ホンダCB50という原付バイク。2サイクルデフォの中で唯一4サイクルのローパワーでMT5速だった。そもそもは通学用だったのだが、都内、近郊、さらに泊りがけツーリングへと、とことん乗り倒した。一週間かけて東京から京都往復したこともあったっけ。
その後、20代から30代の十数年、CB400、FT400と乗り継いだが、一番思い出深いのは、最初のCB50であるように思う。最大限乗りこなせたのがCB50だったからだ。6馬力そこそこのエンジンを目いっぱい回すのが楽しかった。
そうか…だとしたら、十分気をつけねば。乗りたてのCB50で目白通り突っ走り、そのまま関越道に入ってしまった「前科」をも思い出した。料金所で訳話して下り車線に移動し、ひたすら路肩を走って一般道に戻るまでの、高速道原付走行の「恐怖」を、オッティでもって、何らかの形で再体験しそうな気がする。