三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

自転車地質学入門?

板橋区と北区にまたがる赤羽小豆沢志村エリアは、武蔵野台地と旧荒川流域が複雑に入り組んでいるのがハッキリ識別できるという、地質学的に興味深いエリアだ。例えば小豆沢神社裏手の切り立った崖(=古語「あず」。「小豆沢」の語源)であり、志村坂上と坂下の落差だ。都営三田線の地下鉄が、志村坂上駅から先、地上に出て、しかも高架線を走るほどの高度差がある。ちなみに三鷹の自宅マンションの所在地は台地だ。自宅から都心の会社まで、全体に緩い下り坂で、自転車で走るにはちょうどいい。もしも「坂下」に住居していたら、いきなり志村坂クラスを登る必要がある。現在の三鷹なら楽勝だが、ママチャリもどきを買ったばっかの2年前の三鷹には正直「苦行」だった。自転車通勤への多大な抵抗感となり、実行に至らなかったのではないか、と想像する。
三鷹の自転車ライフの中心は荒川CRで、アクセスは3km弱。行きは台地から流域に下り、帰りは台地へと上る。実に分かりやすく、心理的にメリハリがつく。植木等の有名なあの歌「二日酔いでも寝ぼけていても」が文字通り「早朝5時の三鷹の心身コンディション」。「とりあえず下ればいいや」という心理が、早朝自転車走行を続けるために役立ったであろうことは想像に難くない(笑)