三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

映画「デビルマン」

とみながしれーぬ

一昨日公開の映画「デビルマン」が酷評されている。
一口に酷評といってもいろいろある。演出に対する酷評、シナリオに対する酷評、キャストに対する酷評、製作会社に対する酷評、CGなど技術的側面に対する酷評、原作ファンからの酷評、アニメファンからの酷評、SFファンからの酷評、さらには倫理面からの酷評、思想信条からの酷評もあろう。「デビルマン」の場合は、これらすべて。全方向から万遍なく酷評されているというのが特徴だ。若い頃ならば「そこまで酷く言われるモノなら観ておこう」と前向きに対処したものだが(笑)、今はもうダメダメ。行動力や金以前に時間がもったいない。
そうだな。冨永シレーヌのポスター(このビジュアルは文句なしにすばらしい)を眺めて、10億と言われる製作予算を考え、「まあ、このくらいの映画なんじゃないか。このくらいだったら嬉しいんだけどな」と脳内で製作・上映して楽しむにとどめておくのが正解だろう。