三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

D70その後

交換レンズについて悩むが、基本路線はハッキリさせておこう。アンチ「安物買いの銭失い」。デジとは言え一眼に手を染めてしまった以上、「便利さ」は捨てて、写真道に精進すべし。安さや便利さなら、コンパクトデジに絶対敵わない。いや「便利さ」というのは微妙だな。オートのバカチョンっぷりはD70が一番。面倒くさがりの嫁さんが気軽に撮ろうとするくらいだから。C-730などコンパクトデジの「便利さ」は、相対的にお手軽かつ安価に明るいレンズや高倍率ズームが実現できたり、ということ。幸い「経済的な自由」は妻子持ちにしてはそこそこある。せっかくの一眼をコンパクト化するのは逆コースだ。カメラを軽くしたいのなら単焦点35F2で勝負。長ダマが欲しいなら70-200F2.8の20万円コース。で、カメラそれ自体の機動力と撮影性能を向上させたいなら24-120の手ぶれ補正だ。さらに「作品」志向なら、RAWのパソ現像が「基本」だろうな。
キットレンズは優れもんだ。AFが早い。広角がうれしい。広角端の18mmは35判相当で1.5倍の27mmなのだが、銀塩デジ取り混ぜての自分のカメラ経験の中で一番画角が広い。C-730が38mm、U10が5mm=33mmだから、格段に広い。この広さがいい。ほとんど広角端で撮ってるんじゃないかな。家が狭いということもあるかも(笑) 逆に望遠端はほとんど使わない。魅力が感じられない。C-730のほうが寄れるし背景ボケるし、使いみちが分かりやすい。広角の面白さを教えてくれたカメラ、ちうことになる。逆に言えば、同様の使用実感で違う画角のレンズを装着したら、また違う世界を体感させてくれる、ちうことになる。結論出たかな。買うメリットのあるレンズで、近近に「使える」のは手ぶれ補正の24-120。お値段も上等だが、買おう。