4.5キロのメジマグロだ。某仕事の関係で某ルートで入手。品質もお値段も極上。
今まで捌いた経験があるサカナの最大が2キロほどのカツオだから、一挙に倍。「やれるのか？」との疑問が心中から湧きあがってくるのを懸命に押さえ込む。「大丈夫、やれるさ」(笑)
ま、愛用の出刃一本で何とかなりました。2キロほどのお刺身がとれた。メジと言えば、マグロらしからぬ、さっぱりあっさりした味が特長と思っていたのだが、皮下脂肪がたっぷりのっていて、腹身はホンマグロの中トロなみの存在感。メチャ旨し。
にしても、3月3日のひな祭り、某人妻美人作家と某マンションで二人っきり、「お、この骨が実にくせものなんですねえ」などカバチを垂れつつ、ひたすらにマグロをバラしている四十男。包丁もまな板も持参。傍目から見れば、相当に珍妙な光景であっただろうねえ。
