フェミは伝統社会における男女の役割分担について、男女間に階級的対立関係を想定し、男が女を支配し搾取するために作り上げたシステムであると断罪するが、その論理を逆手に取れば、女が男を支配し搾取するためのシステムと断罪するのも可能だ。
すなわち、女は、自ら労働せず、自分の代わりに労働する男を奴隷として支配してきた。他の男たちを支配できる男こそ、より価値がある。何千人何万人を支配する王や貴族を、自分の支配下に置き、ベッドの中でキンタマを握って、実質的な奴隷として駆使するのが、女の理想だった。そのために、女は美容やら誘惑やらの手練手管を磨きぬいてきたのではないか。