嫁子連れで2泊。輪行袋に入れたヘリオス担いで新幹線で新潟駅まで一緒に行き、そっからは自分だけ単騎往復。ルートさえ確定すれば簡単。旧国道を27kmほどで、1時間半みれば楽勝だった。規格は国道だが、15年ほど前に開通した新国道や、数年前に開通した高速道に「客」を奪われ、交通量が激減しているから、ストレス無く走れる。天候にさえ恵まれれば快適なサイクリング。
その新潟は、周辺自治体をまとめて「政令指定都市」になった、とのこと。めでたい話であるのだろうが、新地名が無味乾燥でつまらない。それまでは「亀田町」（「亀田製菓」と言えば全国区のブランドだろう）だったのが「江南区」、「新津市」だったのが「秋葉区」、「巻町」などだったのが「西蒲区」。かろうじて土地の「匂い」が感じられるのがこの３区で、後は「中央区」「西区」「南区」「北区」「東区」と方角だけの無臭ネーミング。工業団地の割り付けと変わらない。おまけに「東区」の真東が「北区」と、整合性も怪しい。
ブランド戦略として考えれば「最低」に限り無く近いのだが、「地元」がそれで良いってんなら、いいんじゃね。すでに部外者となって30年以上の三鷹は何も言わんよ。
