三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

江戸川乱歩のラジオドラマ

先日お手伝いしたイベントで話題に出て、懐かしさでいっぱいになった。三鷹の中学生時代、オリベッティちうイタリアのタイプライターメーカーがスポンサーだったですよ。夜9時から10時ごろの15分ほどの番組で、ドラマというより効果音入りの朗読だった。でも面白かったなあ。小説を読む以上の迫力を感じたのを憶えている。
その数年後と記憶するが、NHKでもやったですよ。演題は「黒蜥蜴」で本格的なラジオドラマ。明智小五郎唐十郎、黒蜥蜴が李礼仙だった。ご夫婦(当時)のやりとりが、何とも色っぽいというか、艶っぽいというか、童貞高校生(当時(笑))の心を怪しくかき乱した。
特に李の独特のハスキーボイス。「無理すんじゃないのよ、坊や」てな調子で耳元で語られた瞬間に腰が砕けた。……今でも耐えられるかどうか自信無い。
ああそうだ、書いていて思い出したが、黒蜥蜴に誘拐されて剥製にされそうになる関西の財閥令嬢を演じていたのが、水沢アキだった。
あの頃の水沢アキって、今だと誰に相当するんだろう? 小倉優子? ほしのあき? もうじぇんじぇんわかりまっしぇん(笑)