三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

安野モヨコ「働きマン」第3巻

なぜだか半年ほど放っておいたのをようやっと読む。
感動。クリエイティブ仕事の緊張と倦怠、そして胃が痛くなるほどのしんどさを思い出す。もう遠い日の花火だが(笑)
松方の失恋が最大のイベント。水道管のトラブルで家中びしょ濡れになり、書きかけの原稿が入ったパソコンもパーになる。そのあげくに彼氏と破局してしまう。絵に描いたような弱り目に祟り目。でも「新しい恋」ではなく、仕事に救済を見出すところが骨の髄まで「働きマン」。かっこいいぞ!
ここには書けなかったが、先月下旬に同僚の若い奴が急逝した。自分とはたまたま誕生日と干支が同じで年齢はちょうど半分。なんでそんな奴が死ぬのかな? 神様の手違いとしか思えない。どうにも納得できない。処理しきれない辛さを心のどこかにずっと持ち越していた。
このまんがを読んで、少し心が楽になったかも。こんな経験も久しぶり。

働きマン(3) (モーニング KC)

働きマン(3) (モーニング KC)