昨日の記事に徳徳亭さんよりコメントをいただきました。ありがとうございます。さっそく辿って石原都知事の記者会見を視聴しました。都知事の見解を箇条書きにすれば、
１．東京は環状線が未整備だから自動車での移動がままならない。
２．１の結果、自転車が簡便かつ最速の交通手段となっている。
３．自転車は原則車道を走るものだが、現状は「ママチャリ」として歩道に溢れている。
４．３の結果、自転車が歩行者にとっての脅威となり、駅前駐輪問題などが発生している。
５．環状線の整備が必要である。
ですね。
１〜４は三鷹もまったく同感なのですが、その結論が５というのは、正直「？」です。自動車での都内移動が便利になれば、ママチャリユーザーはマイカーに乗り換え、「自転車問題」は解決する、ということなのでしょうか。
自分自身マイカー（運転手付きのリムジン含む）での移動が基本で、かつ、自転車に乗ろうなど夢にも思わないひとの発想ではないか、と思います。自動車＞自転車という発展途上国的価値観も背景にあるようです。都知事の年齢や経歴を考えれば、当然かもしれません。
東京の環状線に限らず、道路建設や整備は現在日本における利権の源泉なので、推進を支持するひとたちのほうが基本的に有力です。で、現に整備されつつあるし、それはそれで良いのですが、その「未来」は実は・・・じゃないか、というのが、三鷹の思うところ。
