三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

田舎のサイクリングロード

ガイドブックに掲載されているレベルのものが二つあったので、せっかくの機会と思い、走ってきた。一つは、廃線になった線路跡をまんま再利用したもの。こんな道だ。

新発田駅から徒歩10分ほどの小公園が起点で全長12キロほど。もともと鉱山と最寄の町を結ぶために建設された路線で、廃坑とともに滅びる運命だった。終点近くにはそんな「廃墟感覚」もそこはかとなく漂っていて趣き深い。鉄オタ諸氏には特にお薦め。
も一つは、胎内川の土手に作られたロード。こんな道。

実は現在、水害復旧工事のため全面通行止め。あえて標識を乗り越えて走ってみた。ところどころ自転車担いで歩いたりもしたが、復旧の暁には、実に快適なロードではないかと思う。全長8キロ。終点には田舎は珍しいドイツのお城みたいなリゾートホテルが数件あり、地ビール醸造しているブルワリー&レストランもある。
不満点は、外来者に対する案内が不親切なこと。「通行止め」の後者はともかく、現状アクティブの前者においても、知らない人間には、そもそもどこが起点かすら分からない。せっかくのロード、もちっと活用して欲しく思う次第である。