三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

スラッシュ小説

食堂本体のほうで「欧米には女性向けポルノ雑誌も小説もあるが、『女性向けの男性同性愛小説』というねじれたジャンルがあるとは寡聞にして知らない」と書いた↓が、
http://www.ss.iij4u.or.jp/~mitaka/shokudo/shokudo20040629.htm
そのようなジャンルが欧米にも存在するということを今日初めて知った。物知らずを恥じる次第である。
スラッシュ小説」というのだそうだ。1970年代の「スタートレック」のファン同人誌で、パロディとして男性キャラ同士のからみを書いたものがルーツ。その際に「カーク/スポック」とスラッシュを入れて表記したところから、そう呼ばれるようになった、と。
日本のボーイズラブのルーツは「風と木の詩」や「摩利と新吾」といった、これも70年代の少女まんがだから、スラッシュ小説とは無関係だ。奇しくも日本と英語圏で同時発生し、平行進化をとげたのだろう。興味深いことである。