とりあげられた小説をただの一編も読んでいない。すぐには読めないものばかり。結果「案内」を先に読むことになった。村上春樹はまあ、こんだけの批評眼と分析力がありながら、なんでまたあんな底割れした小説を書くのか、と義憤(笑)を覚える。小説が売れなくなったら、「ベストセラーの内幕 やっつけ仕事の駄作に踊らされた編集者たち、読者たち」てな実録モノを目論んでいるのかもしれない。いや、マジに。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/10/01
- メディア: 文庫
- 購入: 9人 クリック: 49回
- この商品を含むブログ (120件) を見る