三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

新潟中越地震

土曜日の夕刻、赤羽台団地の商店街を歩いていたところ、ぐらりときた。シャッターがガタガタと鳴り、アーケードの屋根が揺れる。あわてて、とりあえず建物から離れる。「また揺れた、二度目だよ!」と商店のおばさんが叫ぶ。それで、少し前にも揺れたことを知る。歩いていると意外に気づかないものだ。ちうか、交通量の多い道を歩いていて気づくほどの揺れだったら、赤羽周辺も大変なことになっただろう。後、赤羽駅前の焼きとん屋で飲んでいたら、2度ほど揺れる。中国人だかタイ人だか、アジア系のバイトのおねいちゃんが「日本は地震たくさん。コワイヨ」とつぶやく。
被災されたかたにはお気の毒だが、せめてもの幸いは人口密集地を外れたこと。震源がもうちょっと北西にずれて、長岡市街の直下だったら、桁違いの死傷者が出たことだろう。
たまたま村上春樹の”震災小説”「神の子どもたちはみな踊る」を読んでいたところで、天災の理不尽さと人心への影響について考えさせられる。そういや、自分自身の人生における最大の転機も1995年だったっけ。