侯孝賢「珈琲時光」で陽子（一青窈）のためにハジメちゃん（浅野忠信）がわざわざ見つけてきてくれた絵本。モーリス・センダックだったのだな。「かいじゅうたちのいるところ」の。絵の印象が全然違うから分からなかった。
映画の中では陽子が音読して、途中でやめてしまう。続きがどうしても読みたくて探した。
「まどのそとのそのまたむこう」という表題で邦訳が出ていて、こどもに読ませるためにも、そちらのほうが良かったのだが、残念ながら品切れ中とのこと。原書をアマゾンで注文。10日ほどで届いた。
なるほど、こういうお話だったのか、と納得。こどもには、適当に訳しつつ読み聞かせてやるとしよう。陰影に富んだ絵柄で、キャラクターが可愛くもまた不気味で素敵。こどもにとっては、トラウマ候補絵本かもしれぬ。ふふ。
ISBN:0060255234
