三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

雨続き

雨続き

「次の日の朝は、寒いくらいだった。風と雨がすぎるたびに、なにかがぐんぐんきびしくなっていく」(「光車よ、まわれ!」)
ついこの間まで残暑にうだっていたのに、雨の日が続くとたちまち涼しくなる。窓を開け放しては寝られない。そんな、9月も終わりの東京である。先の土曜は、こどもの学校の運動会だった。朝方雨っぽくて中止かと思ったが決行。幸い降らず、午後からは晴れ間も見えて、決行が大正解だった。翌日曜も今日月曜も雨だったから、なおさら。
初孫の運動会を観に母が上京してきたので、夕食は居酒屋で宴会。こども連れの酒盛りというのは、ちとアレなのだが、まあ年寄り孝行だと見逃して欲しい(笑) この母が実は、天沢教授の小学校時代の同級生なのだ。中学生時代以来「光車」に魅了され、学生時代に「夢でない夢」や「オレンジ党」シリーズを買い集めていた自分だが、母親と教授の関係(と書くとナニであるが(笑))を知ったのは、つい最近だ。で、その母が東京に泊まっていった翌朝の産經新聞読書欄に、天沢教授が「光車」がらみで登場していた。
「世の中はせまいもの、というよりも、これはみな因縁でつながっとるのじゃ」(龍子の祖父)ということなのであろう。
今だったら新刊で読める「光車よ、まわれ!」 ちと高いですが、興味のあるかたはぜひこの機会に入手すべし。
ISBN:4835441303