三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

「図書委員戦記」公開

9年前に書き始めた、自分としては初めての「長編小説」である「図書委員戦記」。気がつけば長編4本、中編2本の人気シリーズ(あくまで自分自身の)になっていた(笑)

途中「電撃大賞」に応募したりもしたのだが、結果は「2次落ち」。ま、こんなもんだろう、とひたすら自分一人を読者にして書いてきた。

それを「発表」しようなんて思ったのは、単なる気の迷い。誰も読んじゃいない「はてブ」から、一人二人は読んでいる「note」にハッテンして、だったら「これ」も無問題だろう、と「小説家になろう」にリリースした。

半月かけて、シリーズ全部をリリースしたら、溜め糞出し切ったような爽快感が得られた。よし、パパ続き書いちゃうぞ、と(笑)

で、書き始めたら、どんどんペン(ちうかキーボード)がはかどりまくっている。この夏のスペインロングステイで、確実に書き上げられるとの見通しです。

生存証明的にも、こっちにも時々書きます

「スープストック離乳食提供」→「おひとり様ブチ切れ」で思ったこと。

 潮目が変わったのは確か。次は「空気」が変わるだろう。

 1980年代のバブル期までは「女はクリスマスケーキ」(25過ぎると無価値)なんて文言が平気で活字になっていた。今見るとさすがに酷い。でも、それが叩かれた後の「クロワッサン」的な、「女は年齢を重ねれば重ねるだけ魅力的になる」「フランス女性は40歳50歳、いえ60歳でもスマートでおしゃれで、仕事も恋も大充実」なんて文言は、今から見れば胡散臭さ満点。

 でも、それを真に受けてしまった、当時10代20代だった女性の多くが、今40代50代で「詰んで」いるわけだ。詰まなかったのは、「ゆみこちゃん、騙されちゃダメ。大きな声じゃ言えないけど、クリスマスケーキこそが真実なのよ」と母親に教わって、それを実践した女たち。

 その「答え合わせ」が今ここ。

 そして「答え」を知った20代女性たちが、40代50代「おひとり様」を反面教師として、「ああはなるまい」と婚活戦線に大量参戦してくる。

 20代をボーっと過ごして、30過ぎたところで婚活を始めたものの、男のスペックに満足できずに選り好みしまくって、気づけば35歳。「そろそろ本気出さなきゃ、かな?」と思ってた女性たちは、新規参戦の20代に優良物件を根こそぎ持っていかれて、貧血寸前。

 再度書く。潮目は変わった。男女問わず「結婚してこども作ってナンボ」の時代が来る。で、女は20代で結婚出産が当然となる。マルコーで不妊治療するゼータクなど許されない時代でもあるんだから。

 残る仕事は「集団自決」。自分ら「シラケ世代」は「自腹を切る」と宣言する。健保自己負担は平等3割。老齢年金は受給繰り下げ。「シルバー優待」はすべて辞退→廃止。で、高齢者限定の金融資産課税も受け入れる。で、胃瘻や人工呼吸器の「延命医療」は拒否。実質は「拷問」だから当然のこと。さらに「安楽死法制化」も求めるが、これは日本人には無理だろう。これでちっとはマシにならんか?

 

単に「新人」なんだよな

爺として。

63歳なんてそんなもの。近在の茶店居酒屋のマスターは70代フツーだし、80過ぎて鍋振ってる町中華の親父もいる。

「定年」なんてのはリーマン限定の話で、町場の皆さんは生涯現役。

まだまだやらねば、なのですよ。とりあえず筋肉はついたし(笑)

更け行く「イヴ」に

過去のさまざまな時代、年齢の自分自身にテレパシーを送ります。

「今ここ」の自分が誰かとともにいるのか、ただ一人なのか、そんなことは実はどうでもいいこと。人生の本質は、それとは違ったところにある。それは、振り返ってみて初めて分かる、単なる「事実」。

無人餃子販売

news.yahoo.co.jp

 無人餃子販売店で3千円なんぼの商品を取り出し、レジで10円払って立ち去った「客」についての問題。要は「窃盗」なのだが、10円なりとも「払ってる」ところが微妙。監視カメラでしっかり捉えられている。「犯人」特定は可能なのだが、そっから先の話。店は警察に被害届を出したとのことだが、警察は動いてくれるのだろうか?

 正直難しいと思う。まず、「犯人」を特定するまでに捜査員✕時間が必要。特定したとして、「犯人」が「ちゃんと請求された通りのお金を払った」と言い張ったら? 現にお金は払ってる。10円だが。それが請求額と違うということ。「犯人」が故意に違う額を入金したことを店が証明しなければ「窃盗罪」は問えないのでは、と。

 仮に路上に1万円を置いておいて、監視カメラで撮影していて、持っていった人間を「ネコババ」と警察に訴えたとして、捜査してくれるのか、という命題にも通じる。「犯人」が捕まる以前に、そのような「いたずら」を仕掛けた連中が捕まるんじゃないか。

「停止板の無い駐車場」と比較すると分かりやすいかも。駐車場の場合はクルマのナンバーを読み取ってる。所有者を特定できて、駐車料金を請求できる。警察に被害届を出すまでもないこと。そこで抑止力が働き、ズルをする奴はいない。でも「無人餃子販売店」の場合は、警察だよりというところが弱く、そこを突かれたのだろう。

 これは書店も同様だろう。ブクオフ買い取り=換金を狙った万引きが多発したら、監視カメラの映像があっても、警察は動いてくれるのだろうか、と。

 要は、本来「店」が負担すべきセキュリティ費用を「監視カメラ+警察への被害届」で代替しようとするビジネスが成立するか否か?ちう問題なんだな。

赤いカルト

閑静な住宅地に、爺婆が10人ほど集まって「しんぶん赤旗」ののぼりを立て、ハンドマイクで演説を始めた。

統一教会なるカルトに汚染された自民党政治を許してはいけません」

云々。

なるほど、自分らがハマっているのがカルトだとは耳糞ほども疑わないのが、カルト構成員なのだと、あらためて納得した次第。

猫は寝るのが仕事

そこらへんで見かける猫は寝てることが多い。そこでたいがいの人が思うのは、

「そうか。猫は夜行性の動物なんだな」

と。

でも、実際に猫を飼ってみると分かる。やつらは夜もフツーに寝ている。

成猫で睡眠時間は1日12~16時間。人間のざっくり倍である。子猫や爺婆猫だと20時間以上だったりするそうな。

「寝る子」→「ねこ」というのが和名の由来らしい。寝ている猫こそが本来の猫なのだ。うらやましい限りである。