三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

シン仮面ライダー

封切り直後に劇場(ガラッガラだった)で観たのだが、先日アマプラで配信が始まったので、出だしの10分ほどを視聴してみる。

ちと鬱になる。まずは暗い。バイオレントで陰惨。そしてグロテスク。これがヒットすると思うほうが「特殊例」だったのだな、と。

永井豪だったら、どう描いただろうかと脳内でシミュレートしてみる。バイクタンデムで山道を走ってる時点で、猛とルリ子は大声で冗談を飛ばし合っている。「ダンプやべー」「おまわりさんどこー」「死んでまうー」 ピンチそれ自体を楽しんでる。で、ショッカー戦闘員に捕まった時点で、ルリ子は服が破れておっぱい丸出し。逆に毒舌がヒートする。「腐れチンコ」とか罵られて、クモ男がひるんだところに、ライダーが登場し、戦闘員を殲滅。「遅かったじゃない、バカバカ!」と裸ルリ子が抱きつく。

何ともチープなC級アクション映画に成り下がるが、そのくらい「昭和」的に噛み砕いたほうが、パンピー受けしたんじゃないか、と想像する。