三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

台風19号から一週間

 台風19号の死者80人、行方不明11人に。上陸1週間後の「避難なお4000人超」とのこと。

 被災地の航空写真を見ると、元々河川の氾濫原だったり、水田だったりで、昔は人間が住んでなかったエリアを、堤防で囲って住宅地にしている例が多々見られるようだ。川が増水して堤防を越えたり、堤防が切れたりしたら、水没必至だし、水が引くにも時間がかかるだろう。

 そういう土地に住むリスクを自覚しなきゃいけないのだと思う。万一の洪水を考えて、貴重品は貸金庫その他に預けとく。余計な家具は置かず、ミニマリストな生活を心がけるとか、少なくとも「命」は落とさないよう、早目に避難するとか。

 田園調布からしてそうなんだ。多摩川と丸子川に挟まれたエリアが、氾濫原でなかったはずがない。家の近所でも、荒川と新河岸川隅田川に挟まれたエリアは水没必至と思うべきだろう。高速下の出井川暗渠、石神井川っぺりも怖い。今さらマンションを買ったり、家を建てたりはせんだろうが、「そういう場所」との縁を可能な限り減らすのも「自己防衛」かもしれない。