三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

オシリン、デュアコン交換

で、こうなった。バーテープの色を青にしたのは、あえて汚れやすい色にして、早めの交換を意識づけようとの意味でもある。下記のような状況なら、数か月ももたずに再交換と相成りそうである。

作業手順は、まず右側から。今まで巻かれていたバーテープを剥がす。前ブレーキのワイヤーを外し、リアディレイラーは一番外側の9速にチェンジしてから、シフトワイヤーを外す。ゾーンたんのワイヤー交換時に購入したワイヤーカッターとその際に得たスキルが役に立つ。アーレンキーで締め金具を緩めて、ソラデュアコンを取り外す。2本のワイヤーをデュアコンから抜き取る。
次にティアグラデュアコンST-4500の取り付け。ここで一つ学ぶ。デュアコンをハンドルバーに取り付けてからワイヤーを通そうとすると、シフトワイヤーは通るが、ブレーキワイヤーは通らない。ワイヤー通してから取り付けること。ちうことは、ブレーキワイヤー交換にも、デュアコン外しとバーテープ巻き直し作業が付随するんだ。それとも何か裏ワザがあるのだろうか?
ST-4500を前任者と同じ位置に取り付けるため、左側のソラデュアコンとの高さを揃える。仮留めして上ハン下ハン握ってみる。
イイ感じ。しっかり留めてから、ワイヤー2本の張り直し。ブレーキワイヤーは、アウターが変なところにひっかからないよう注意。シフトワイヤーを張った後には、リアディレイラーの調整。新車でストロークをイジる必要はなく、ワイヤーのテンション確保して、アジャスター少し回してインデックス調整するだけだから簡単。これもしかし、ゾーンたんをイジり倒して得た経験値ゆえのこと。
続いてバーテープ巻き。下準備にブレーキワイヤー(のアウター)をハンドルに沿わせ、3か所を塩ビテープで巻いて留める。バーテープとして用意したのは、BBBの「レースリボン」。合成コルク製で、今までのと変わらない感触。ところが、いきなり難関。デュアコンを通過する際の巻き方がよくわからない。前のが巻かれていた状態を思い出しつつ巻いてみたが、下地が見えてイヤーンな感じ。おまけにテープの長さが最後まで巻くには足りない。巻き直しと相成る。ここらへんはまー、マニュアルじゃ対応しきれない、アナログな「職人技」の世界なんだろう。何とか最後まで巻き、塩ビテープで留める。最後にバーエンドのはみ出し分をプラスチックのキャップで留める。
左側も基本的に同じ作業。フロントのシフトワイヤーは、金具で挟んだ部分で変形していて、アウターを通らないので交換と相成った。ST-4500にセット組みされていたワイヤーを使用。
出来上がったところで、荒川を20kmほど走ってきた。下ハンでも自在に変速出来るのは快適。2万3000円の追加出費は正解だった。自分で巻いたバーテープは、微妙な感じ。左右でハンドルの太さがわずかに違うような…。このまましばらく乗っていて、ダメなようなら再度新品に巻き直そう。