三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

ゾーン・ストリート調整

まず、リアの赤色フラッシュライトの再取り付け。先週、近所のスーパーにゾーンたんを駐輪中に、強風に煽られて倒れ、ライトをシートポストに取り付けていたプラスチック金具が割れてしまった。修理不可能。ライト本体を背中のリュックからぶら下げて光らせていたのだが、光がどっち向いているのか分からず、後方からの視認性に不安。ライトごと買いなおすしかないか、と思っていた。が、ライトと換装した「純正」の赤反射板を確認したら、どちらもキャットアイ製品で、金具が共用可能と分かる。
次に、ハンドル位置を下げる。ゾーンたんのハンドルステムは可変式で、横のネジを緩めると、ママチャリ位置からクロスバイク位置まで、ハンドルの高さを変えられる。これまでは前カゴがついていたので、ある程度までしか下げられなかったが、カゴ無しの今はもっと低くできる。手持ちの携帯工具でトライしてみたが、ネジが固くて動かない。購入した近所の自転車屋に持ち込んでやってもらう。ハンドル位置を目一杯下げて、試乗したら快調。何よりも腰が楽。明日以降の通勤が楽しみ。
昨年夏のドイツ自転車旅行中に「ギックリ腰」を起こした「ガラスの腰」のためなんだ。これは自分自身体験するまで分からなかったのだが、サドルは低くハンドルは高く、上半身をまっすぐ立てて漕いでいくママチャリポジションは、一見楽そうだが、ちょっとでもスピードを出して走ろうとすると、足腰にとんでもない負担がかかる。「自転車漕ぎすぎて脚が痛くなった」という原因がまずコレ。
サドルは高くハンドルは低く、前傾の猫背姿勢で漕いでいくスポーツ自転車ポジションは、一見しんどそうだが足腰への負担はずっと軽い。四足歩行に近い姿勢となり、全身の体重が両足、尻、両手の5箇所に分散するからだ。二足歩行においては、腰で上半身の重量を支えなければならないが、四足歩行なら、腰の負担がずっと軽くなる。
一日100km〜200kmを平均時速40kmで疾走するロードレーサーの基本仕様がドロップハンドルなのは実に理にかなっているわけさね。