三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

自転車、自動車、歩行者

三鷹は自家用車も持っていて週一くらいで運転するし、日々歩行者でもある。「車から降りればあなたも歩行者です」という交通安全標語がある。意味は十分分かるのだが、今ひとつピンとこなかった。自転車乗るようになって分かった。
自転車で車道を走っていると「自動車を運転する人間の意識」がテレパシーで伝わってくる。
テレパシー以前にクラクションか。「そこどけチャリ小僧!歩道走れ糞ボケがあ!」と。日本の道路は、一般道高速道ともに「制限速度」が実際の「安全速度」より低めに設定してある。故にドライバーの大半は「制限速度+α」で走るのに慣れている。それをイッキに制限速度以下に落とすのが「車道を走る自転車」の存在だ。こりゃストレス誘発するよ。
また、自転車で歩道を走ると「歩行者の意識」と「ママチャリ運転者」の意識がこれまたテレパシーでビンビン来て、うるさいったらない。「うわ危ないギリギリですり抜けて!なに今の自転車!?バカじゃない!!」「あーもう道一杯に並んでべちゃべちゃくっちゃべって。通路空けろよ愚民ども!」とか。
テレパシストになった三鷹は、歩行者の時は、必ず歩道の路肩側を歩き、車道側に自転車が通る余地を空けておく。
車を運転する時は、自転車に十分注意し、特に路上駐車している車を避けて一時的に道路中央に出てくる自転車の動きをチェックする。「制限速度以下」でもリラックス。
で、自転車乗る時は、歩道は基本的に走らない。やむをえず走る時は歩行者速度。歩行者にベル鳴らさない。すり抜けない。車道走る時には、右後方から来る車やバイクに十分注意。路駐車だらけでふくらまざるを得ないところは、集団をやり過ごしてから通過するか、そこだけ歩道を行く。
要は、出来るだけテレパシーが聞こえないようにしましょう、お互いに、ちうこった。
え? あなたにはそもそも聞こえてないの??