三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

通勤自転車物色中

板橋の自宅から都心の勤務先まで11kmちょい。現在のママチャリ(もどき)で基本的に用は足りている。が、他の「ちょっと高い自転車」も経験すると、「もう少し何とかならないか」と思うようになる。
車重はたぶん18kgぐらいだと思うのだが、それよりもバランスの悪さが気になる。前カゴも含めてハンドルが重い。なのにハンドル位置が高いから、走行時に両腕に体重を乗せられない。低速でふらつくし、本気で走るにはポジションが決まらない。駐める際にも頭がふらついている感じ。そのくせ、スタンドはスポーツバイクの1本スタンドだから、たやすくひっくり返る。設計者(がいるとして)自身が乗ってみて、それなりに満足の行くようにパーツを選定したのではなく、安いものを適当に組み込んで、一つ二つの「売り目」を演出したような感じ。
自転車乗り始めて半年。自分なりに問題点や要望が見えるようになってきたので、それらを考慮しつつ、通勤自転車を新しく購入したく思う。「趣味の自転車」なら、現在のヘリオスでもBD-1でもいいし、最後に行き着くところはロードレーサーじゃないかと思ってる。
それはそれとして、今回は「通勤自転車」。最大の条件は、そこらへんに鍵一つで駐めといても、盗まれない「地味さ」だ。ついで、ライト、キャリア、泥除け、鍵など非「スポーツバイク」的アイテム。
ライトは現在のハブダイナモ式が楽かつ堅実。泥除けは必須。泥除け無しの自転車で突然の雨に遭遇すると、背中から頭にかけて泥まみれになるという事実は、ヘリオス担いでの瀬戸内海一周旅行で何度も体験した。鍵は意外と重要。スポーツバイクじゃワイヤー錠がほとんどだが、いちいち荷物から出して巻きつける手間が面倒。そのくせ、泥棒がその気になればワイヤーカッター一つで盗める。ママチャリ式の錠は、かけたり外したりは簡便。カッターじゃ切れず、自転車丸ごと車に積み込まなきゃ盗めない。鍵をかけてる限り、酔っ払い親父の「チョイ乗り」盗みの対象にもなりにくい。
それで選択肢として浮上したのが、宮田の「ゾーン・ストリート」。宮田のサイトの販売店一覧を見るに、スポーツバイク屋ではなく、いわゆる「町の自転車屋さん」で扱っている車種らしいので、近所の自転車屋に電話して在庫状況を調べてもらう。メーカー在庫ゼロ。5月末から6月に「新バージョン」を出すらしいのだが、詳細は不明。カタログに載るのも早くてGW明け。
まあ、待ちつつじっくり考えよう。自転車屋を覗くたびに「浮気心」が沸き立つのも、それはそれで楽し、と。