桜の季節には心身ともに調子が乱れやすい。気をつけていたつもりだったが、今年は酷い目にあった。金曜から月曜まで丸々4日間の下痢である。5日目の今日火曜もまだ本調子じゃない。
原因は「アローゼン」という下剤だ。人間ドックのバリウム下しのために貰ったものが薬箱に残ってた。たまたまちと便秘がちだったので、金曜の朝食後に飲んだ。出社後、劇的に効き始め、便秘は一発解消。トイレから100メートル以上離れられない状態で終業時まで過ごす。仕事？ それ何？(笑) 日が暮れる頃には、大腸内視鏡検査を受けられるくらいの、すっからかん状態になっていた。
いったん「下り癖」がつくと、食ったもの飲んだものすべて下り、体内に吸収されることがない。特に病気では無くとも、腹が下っているというだけで、体力気力ともに激減するということが分かった。飲んだ瞬間に胃から吸収されるポカリスウェットの類の有り難さを初めて実感した。
で、夜が辛い。定期的に襲来する便意のおかげで睡眠が極端に浅くなる。10時間近く寝ても実感としては4時間睡眠。土日は昼も夜も無く、ベッドにぶっ倒れていた。
今回は「薬の怖さ」を思い知った。考え無しに飲むととんでもないことになる。
