三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

輪行

駅前ヘリオス

今回の旅行が初体験。「自転車のみ」「鉄道のみ」と比較すればもちろん、車やバイクでの旅行よりも、行動範囲が飛躍的に広がって楽しかった。本格的にやるひとたちは、ロードレーサーやMTBを工具使ってバラすのだが、折りたたみ自転車なら劇的に安直。駅前まで乗りつけて、畳むのに20秒。さらに輪行袋を取り出して収納するまで、トータルで1分もかからない。
瀬戸内一周の途中も、高松−今治間やしまなみ海道、小豆島は自転車で走破したのだが、尾道−岡山間や鳴門−洲本間は鉄道やバスを使った。他にも「峠越えはちょっとしんどいな」と予想される区間を数駅分だけローカル線乗ったり。(写真は讃岐津田駅に到着し、輪行袋内のまま記念写真を撮られたヘリオス
目的地がちと遠い場合も、いざとなったら畳んで鉄道・バス乗るか、どうしようも無かったらタクシー呼べばいい、と思えば気持ちが楽になる。さすがにタクシーは使わなかったが、親切な自転車屋のおじさんに軽トラック便乗させてもらい、悪天候の30キロほどをパスしたこともあった。
一番重宝したのは、大阪と京都。ざっくり地下鉄で移動して、細かく自転車で回る。車じゃ停めるたびに、駐車スペース探しに苦労させられるが、自転車なら無問題。京都は中心部から東山界隈を回ってみたのだが、かなりの坂道もスイスイ登れたのはヘリオスだったからこそ、と思う。京都は好きな町なので、機会があったら何度でも行きたい。今後は、必ずヘリオスを持参しよう。東京から1泊2日だったとしても、相当あちこち回れるだろう。